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大間違いの太平洋戦争 [ 倉山満 ]のレビューは!?

年齢不詳さん
倉山さんの本は必ず読んでます。チャンネルくららも見てますよ。

40代 男性さん
太平洋戦争名称そのものも間違い、戦争をやらかしたことも、戦う相手も、戦略も。 戦う必要の無かった戦争。 当時世界最強のイギリスとの関係を見誤った、政府や政治家、陸海軍。

40代 男性さん
本書では、大東亜戦争を日米関係からでなく、日英関係の視点から記述してある点が新鮮でした。当時の政治家や軍部上層部の判断の誤りにより、どれだけ日本が誤った方向に向かったのかが、よく分かりました。 現在を生きる我々は、偏った見方をして、過去の戦争を美化することに注意しなければなりません。例えば、最近の山本五十六の映画などは、かなり美化されていて違和感を感じていましたが、その点も、本書では的確に指摘されてありました。 大東亜戦争で何百万人もの方々の犠牲の上に、今の我々は生きているのだということを決して忘れてはなりません。

40代 男性さん
倉山先生の本はいずれも簡潔かつ明快な文章で、難しそうな内容も判り易く説かれていますが、この新著は文字通りの太平洋戦争という名称を皮切りに、視点、価値観、そして事の顛末など、これ迄の既成概念を丁寧かつ実証的に覆してくれます。 日露戦争に勝利して列強の一国に認められ、かつ第一次世界大戦で国際的責務を果たして大国に認められた日本が、当時の政治情勢や陸海軍の相克、ならびに外交方針と海外諸国の思惑と利害を網羅したうえで、戦争へと至るターニング・ポイントを紹介し、かつその回避の可否が論じられています。 また、先の大戦を無闇に賛美する事も無く、当時の国政担当者や陸海軍の指導者層の責任も取り上げ、厳しく指弾しています。学ぶべきを学び、糾すべきを糾して未来への禍根を残すまいとする姿勢も特筆すべきかと思います。 ページ数は有りますが、前述の軽妙な “倉山節” のお蔭で、意識の高い中学生なら難無く読めると思います。また、複雑な列強の敵対や同盟関係、ならびに国内での同様な政治的相関図がそれぞれ提示されているので、読んでいて国名人名を錯誤せずに読めます。 夏休みの読書感想文に、あるいは旅行の移動中に、そして充実した時間を過ごすために、本当に買って損のない一冊です。